抗生物質という名称を聞いたことがある方は大勢いると思いますが、それがどんな薬なのか知っているという方は医療関係者以外ではわりと少ないと言えます。
病院で、抗生物質を処方されたというときに、ドクターは抗生物質を飲めば良くなるという話はしても、抗生物質がどんな風に効くのかまでは説明しません。

抗生物質とはどのようなものなのでしょうか。

■抗生物質とはどんな薬でしょうか?

抗生物質は、よく病院で処方される方がいますが、どんな薬なのでしょうか。
簡単に言うと、抗生物質というのは多くの種類の薬の共通しているジャンル名で、細菌感染症の原因になる細菌をさまざまな方法で殺す働きがある薬です。

細菌の種類も豊富にあるので、抗生物質の種類もかなり豊富にあります。
細菌にダメージを与える方法もいくつかの方法があり、すべてが同じではありません。

しかし、病院で処方された抗生物質を服用して得られる効果は、細菌感染症によって発熱や各所の痛み、腫れ、などの炎症を起こしている部分を治療することができ、体内の細菌の数を減らしていき、やがては死滅させますので、完治ができます。

■抗生物質のメカニズム

抗生物質は微生物が生産した化学物質で、代表的なものには青かびから作られているペニシリンがあります。
青かびもかびなので微生物の一種です。
その他の抗生物質もさまざまな微生物が生産した化学物質なので、さまざまな系統や対応する病気があります。

■抗菌薬とは違うのでしょうか?

抗生物質と抗菌薬は響きや使い方からして似ているので、どう違うのか疑問も感じます。
わかりやすく言うと、抗菌薬という大きなカテゴリがあり、その中に抗生物質という小カテゴリがあるというイメージです。
抗生物質は抗菌薬の仲間だけれども、似ていても異なる薬といえます。

具体的には抗生物質は微生物が生産した化学物質ですが、抗菌薬は人工合成物質と微生物が混ざっているものです。
抗菌薬の方が人工合成物質と微生物が混合されたものですから、用途も幅広くあり、大きなカテゴリとして認識できます。

■抗生物質は簡単に気軽に飲む薬ではない

例えば、風邪をひいたときに、ドラッグストアで風邪薬を購入して飲むとします。
このような風邪薬はある程度の風邪症状に合わせたものでも、比較的気軽に飲める、つまりリスクが少ない薬です。

でも抗生物質は同じように諸症状があるときに処方されて飲みますが、比較的気軽に飲めるとか、リスクが少ないわけではありません。
リスクもありますし、気にしないで良いようなものではありません。
医療機関で処方されるものとして、リスクなどをしっかりと把握したり、予測される副作用を理解してから服用するものです。

■抗生物質は良い薬だけれども注意も必要なもの

抗生物質は正しく診察をして処方されれば、まるでビンゴするように素晴らしい薬効を示します。
細菌感染症そのものを治療するもので、ターゲットの細菌の細胞を壊していくので、確実に治療されていきます。

しかし、このように良い薬だとしても、個人的に使用したり飲むことを途中でやめるようなことはできない薬のため、注意が必要です。
ドクターの指示や指導に従うのは当然のことで、それに従うことができないから、確実な治療効果は得られないと考えていても良いほどです。

さらに病気が治りにくくなることだけではなくて、原因の細菌に対して耐性を作らせてしまう良い機会にもなってしまいます。